米ケリー米国務長官、シリア情勢でうそついた=露大統領/(誰が米国をシリアとの戦争から利益を得るのか)

オバマ大統領5日、20カ国・地域(G20)首脳会合出席のためロシア入り
2013年 09月 5日 03:42 JST|ロイター


米上院外交委員会、対シリア軍事行動認める決議案を可決
2013年 09月 5日 04:51 JST|ロイター
[ワシントン 4日 ロイター] - 米上院外交委員会は4日、シリアへの軍事行動を認める決議案を10対7で可決した。決議案は来週、上院本会議で採決される見通し。

露大統領がシリア攻撃承認で米議会けん制、国務長官「虚言」と批判
2013年 09月 5日 00:59 JST|ロイター

[モスクワ 4日 ロイター] - ロシアのプーチン大統領は4日、米議会が国連安全保障理事会の承認がないまま、シリアへの軍事介入を承認する権限はないと述べ、仮に承認すれば「侵略行為」に当たるとの考えを示した。

プーチン氏はクレムリンで行われた人権に関する会合で「国連安保理の範囲外の行為は、自衛を除き全て侵略行為だ。米議会がしていることは、本質的に侵略行為の正当化だ。原則的に容認できない」と述べた。

また、ケリー米国務長官が国際武装組織、アルカイダのシリア情勢への関与について議会でうそをついたと批判した。

ケリー氏はアルカイダが介在しないと答弁していたとした上で「アルカイダが主要な軍事部隊として展開しており(米国は)そのことを知っている」と指摘。「これは不快で驚くべきことだ。(ケリー氏は)うそをついていて、自身も認識している。悲しいことだ」と話した。

これとは別に、ロシア外務省は声明を発表し、米国務省が8月31日以降、米ロ外相による電話会談を再三求めてきたものの、ケリー氏は都合がつかず日時の設定も断られたと対応を批判した。
*内容を追加して再送します。


▼転載元:カレイドスコープさんより

画像
Who Benefits From A War Between The United States And Syria?
By Michael Snyder, on August 30th, 2013
http://theeconomiccollapseblog.com/archives/who-benefits-from-a-war-between-the-united-states-and-syria

誰がアメリカとシリアの間の戦争から利益を得るのか
(マイケル・シャイダー  2013年8月30日)

誰かが、米国をシリアとの戦争に、悪く、悪く仕向けたいと思っているようです。「キウイ・ボノ(Cui bono)」は、今でも使われている古いラテン語で、だいたい「誰のために」という意味です。

戦争を推し進めようとしている背後にいるのは誰か-それは戦争から利益を得るのは誰なのかがカギになります。

本格的な戦争が米国とシリアの間で起これば、それは米国にはよくないでしょう、それはイスラエルによくないでしょう、それはシリアにもよくないでしょう、それはイランにもよくないでしょう、それはヒズボラにもよくないでしょう。

もっとも利益を得そうなのはサウジ・アラビアです。彼らは、どんな戦いもしないのです。

サウジアラビアは、シリアで紛争を起こすことに、すでに数十億ドルを投入しています。
しかし、彼らのアサド政権を倒そうという企みは、いまだに成功していません。

今、サウジアラビアは、切り札を出そうとしています…それは米軍。

サウジアラビアが成功すれば、彼らは、イスラム教スンニ派の宿敵とも言うべき最も大きく長期戦略的な2つの敵方を互いに敵対させることができるようになります。
ひとつは米国とイスラエル連合、他方はシーア派イスラムです。

そのようなシナリオにおいて、双方とも、より多くの損害を出すことがイスラム教スンニ派が望んでいることです。
同様に、シリアと米国との戦いにおいても、本当の勝利者は別にいるのです。

例えば、カタールが、ペルシャ湾からシリアを通って、ヨーロッパへ天然ガスのパイプラインを伸ばしたいことはよく知られています。
そのため、カタールは、シリアで内戦を起こさせるために、サウジとは別に数十億ドルを投入しています。

そうした目論見があって、サウジアラビアとカタールが、シリアのアサド政権を倒したいのであれば、なぜ、米国が真っ先に戦争を仕掛けなければならないのか。

なぜ、米軍が、バラク・オバマのイスラム教スンニ派の友人の汚い仕事をしなければならないのか、彼に訊ねるべきです。オバマは、迫っている攻撃が単に「限定的な軍事攻撃」であり、シリアとの本格的な戦争に至ることはない、と米国民に約束しています。

ただ、ひとつの見方は、本当に限定的で小規模な攻撃で終わるなら、シリア、ヒズボラ、イランすべてが米国の攻撃を傍観するだけで、応戦しないのかということです。

そうなるでしょうか?
おそらく。
そうなるように祈りましょう。



(中略)



戦争は地獄です。

中東に住んでいる人に訊いてください。
いったい誰が、アメリカ人の血、イスラエル人の血、シリア人の血を見たいと思うのでしょう。

サウジアラビア人がこの戦争を、悪く望めば、親イスラエルのサイトの支援者は、むしろサウジと戦いに行くべきです。
誰でも、サウジアラビア人が反逆者に資金援助をしていることを知っています。
この点では、CNNさえ公然とこれを認めています...

CNN(2013.9.3)
サウジアラビアがヨルダンを使って、シリアの反政府軍が使う武器を秘密裏にシリアに持ち込んでいるのは、公然の秘密である。

「紛争の拡大を防ぐためにやっていることで、シリアの情勢を煽ろうとしてやっているわけではない」とヨルダン側は言っている。


アサドは、誰がシリア内戦の背後にいるのか確実に知っています。
下記はアサドへの最近のインタビューからの抜粋です。

アサドへのインタビュー(2013.8.29)
サウジアラビアのような財布のひもを握っているような国々なら、自分たちの利益に合致するように、これらの国々の形を変えたり、操ったりすることができるのです。

イデオロギーの上で、こうした国々は、直接的、間接的な手段を使って、彼を過激派の道具として動員しています。
イスラム教徒がシリアでジハード(聖戦)を追求しなければならないと宣言すれば、何千もの戦士がそれに応えるでしょう。

そうしたグループに、財政的支援を行い、武器を供与している連中は、テロを引き起こし、無政府状態を広げることができるのです。

サウジアラビアのような国が、ワッハーブ派のイデオロギーと財政的手段によって(シリア反政府軍をはじめとする)反逆者たちに指示を与えれば、それらは相乗的に増幅されます。


また、英国議会でシリアへの軍事介入が否決された直後、サウジアラビアは、「防御態勢」のレベルを「5」から「2」に引き上げたのです。これは、サウジアラビアが、完全に戦争が起こると考えている明確なサインです。

ロイター(2013.8.30)
「アサド政権を打倒するためにシリア反政府軍を支援しているサウジアラビアは、シリアへの西側の軍事攻撃を予期して防御態勢のレベルを引き上げた」と、この問題に精通している情報筋が明かした。

米国は、8月21日、ダマスカス郊外で起きた何百人もの犠牲者を出した疑わしい毒ガス攻撃をシリアの仕業と決めつけ、アサドの政府に対する処罰行為を要求している。

「サウジアラビアの防御態勢のレベルは5から2に引き上げられた上げられました」と、匿名のサウジ軍事情報筋がロイターに語った。
レベル「1」が警戒の最高水準である。


誰がシリアで化学兵器を反政府軍に与えているか推測してみてください。
AP通信の特派員、デール・ガヴラクによれば、それはサウジアラビアだということです。

全文

-----------------------------------



関連過去記事

シリア攻撃本部長のケリー国務長官 アサド一家との密会写真流失で窮地に
画像
2013/09/04
http://mizu888.at.webry.info/201309/article_20.html


サウジの王子、王家の腐敗を批判し絶縁を宣言
画像
彼は国家の将来のことを思う者たちが彼と一緒になって改革の流れを強め、サウド家の腐敗に対して沈黙を破るよう呼びかけている。
2013/07/31
http://mizu888.at.webry.info/201307/article_90.html