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zoom RSS 米)国家安全保障局「言動を監視する」国内最大のデータセンターを現在建設中

<<   作成日時 : 2012/03/23 00:22   >>

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In Deepさんより転載

The NSA Is Building the Country’s Biggest Spy Center (Watch What You Say)
Wired 2012.03.15

国家安全保障局が「あなたの言動を監視する」米国最大のデータセンターを建設中

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▲ 建築中のユタ州データセンター。敷地面積は連邦議会議事堂の五倍
  写真はIn Deepさんより


米国ユタ州にあるブラフデールは、西にオーカー山脈を構える地域にあり、この地は 160年以上前にモルモン教徒たちが最初に米国にたどり着いた場所で、その教義に基づき、この地を拠点として集団生活を続けた。

現在、このブラフデールは、モルモン教の宗派「アポストリック・ユナイテッド・ブレスレン教団」( Apostolic United Brethren Church / 以下、AUB )の本拠地となっている。この AUB 教団は、多妻婚主義、つまり、一夫多妻制度を認めている教派の最大の団体で、ブラフデールには 9,000人の信者が住んでいる。

ここには AUB 教団の教会、学校、運動場、資料館などがある。

最近、 AUB の人々はこの地から他の地域へと引っ越しを始めている。


かわりに目にするのがその数キロ以内の地域で額に汗して働く何千人もの労働者たちの姿だ。

その労働者たちが現在建築を進めている施設。それは完成すると、現在のアメリカ連邦議会の議事堂の5倍以上の面積を持つ施設となる。


かつてモルモン教徒たちの聖典や寺院が並んだこの地域は、今度は、多数のサーバーとコンピュータ、そして武装警備員たちで埋め尽くされることになる。

そして、モルモン教徒たちが「天界からの声を聞く」ために耳を澄ませていたこの地は、そのかわりに、世界最大規模の電気通信網とインターネット情報施設が設けられ、世界中のインターネットで流れる膨大な言葉の管理と分析を行う。


情報監視センターの目的

現在建設中のこの施設の詳細は最高機密となっていて、その名称は「ユタ州データ・センター」という当たりさわりのない名称がつけられているが、この施設は国家安全保障局がこの 10年の間に築き上げたプロジェクトの集大成といっていい。


その目的は、通信衛星や、地下ケーブル、あるいは海底ケーブルを含む「世界中のあらゆる通信網」に介入することにある。そして、それらを、解読、分析、保存すること。あるいは、介入、妨害する。

これには個人のインターネットでのメールから、すべてのコミュニケーションツールまでを含み、また、すべての携帯電話、スマートフォンの情報取得も含む。インターネットでの買い物の詳細、送受した金額、旅行に行った場所などもすべて含まれる。

これは 2003年にアメリカ議会に提出された「全体情報認識プログラム」の実現化といえる。

センターの建設予算は 20億ドル( 1600億円)で、2013年9月の稼働を目指している。

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▲ 米国陸軍関係者により提供されたユタ州データセンターの計画図。


また、専門用語の解読のために、銀行取引や株取引などの専門家、海外の軍事専門家、また外交機密暗号解読のスペシャリスト、あるいは個人のコミュニケーションの解読専門家も置かれる。

関係者曰く、監視のターゲットは「全員」だという。




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(訳者注) 上の「監視のターゲットは全員」の「全員」がアメリカ国民全員という意味なのか、全世界の全員という意味なのかはよくわかりません。

ちなみに、上記のワイヤードのオリジナル記事は上の翻訳の3倍以上の長さのある大変に長い記事です。後半は、911後の安全保障局の歴史などが書かれています。

In Deep の過去の関係記事をリンクしておきますが、 NSA と FEMA は着実にシステムの完成を目指して進んできました。なので、予定通りという感じにもうつります。

これらは陰謀というより、すべて「すでに実際に施行、実施されている」ものです。要するに現実です。現実に対しては現実として対処するしかないというのが実際のところです。

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[NSA]に関係する過去記事:

・非常事態時に FEMA を通じて大統領警報が国民に直接届く「アメリカ国家緊急警報システム」が近く稼働 (2011年02月08日)
http://oka-jp.seesaa.net/article/184923895.html

・アメリカ国土安全保障省が発表した住民相互監視運動「何か見たら何か言って下さい」キャンペーン (2010年12月07日)
http://oka-jp.seesaa.net/article/172222968.html


In Deep
http://oka-jp.seesaa.net/article/258615042.html


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